突然ですが、あなたは"キレイ"を自分らしく楽しめていますか?

「何が自分らしさなのか分からない…」
「会社で浮きたくない…」そんな風に思って、気づけば去年と変わらない無難なメイクに落ち着いているかもしれません。

でも、本当はもっと自由にキレイを楽しむ自分でありたいのではないでしょうか。

そこで今回はhadato編集部が、20年以上第一線で活躍するベテランヘアメイクアーティスト・おぐねぇーに「自分らしいキレイの見つけ方」を伺ってきました!

時に厳しく、愛情たっぷりに教えてくれた今日から試せるヒントは目からウロコでしたよ。

【取材、執筆=hadato編集部 セト】

おぐねぇーインタビュー
小椋ケンイチさん
(おぐねぇー)
ヘアメイクアーティスト
400人以上の女優、タレント、モデル、アスリート等のヘアメイクを担当するヘアメイクアップアーティスト。 綺麗になりたい人たちに今日から使える美容法を伝授し、「おぐねぇー」として幅広い女性から支持を集めている。

「おぐねぇー」のあだ名は、世話好きな性格から

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

今日はよろしくお願いします!
前から気になっていたのですが、おぐねぇーさんってなんで「おぐねぇー」ってあだ名なんですか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

昔、グラドルの子たちのヘアメイクを担当してたの。長時間一緒にいるからすっかり仲良くなって、夜遅くまで人生相談や仕事の悩みを聞いてあげるようになったんだよね。

 

そしたらいつの間にか、「小椋ねえさん、おぐねぇー」って呼ばれるようになって…

おぐねぇーインタビュー

たしかに、かなり良いアドバイスしてくれそう…!

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

「姐さん」として頼りにされていたんですね!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

そしたら「お前、話すの好きか?」って、事務所の社長にタレントデビューをすすめられたの。

36歳の頃だったかなぁ。

 

もちろん即OKしたよ!

「もう一回新人になれるなんて、最高!」

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

えっ、20代から10年以上ヘアメイクとして活躍した後、突然のタレントデビューですか…!

 

不安とかはなかったのでしょうか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

全然なかったよ。

「できるかな」って迷ってるより、とりあえずやってみたほうが手っ取り早いもん!

 

ヘアメイクでデビューする時も、タレント名鑑に乗ってる事務所に片っ端から電話して「僕だったらもっと素敵にできる!」って熱弁したの。

 

そういう失敗を恐れない行動ができたから今の僕があると思ってる。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

すごい行動力!見習わなくては…。

 

デビュー後はタレントさんとして大活躍されてましたね。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

タレントのお仕事も、本当に楽しかったわ。でも、やっぱりヘアメイクが好きで…軸をもう一度ヘアメイクに戻したの。

 

美容って魔法みたいな面があるよね。

 

ちょっと緊張してる初対面の人でも、「そのリップ可愛い!」って話しかけると一気に空気が和んだり。

 

僕、そういう魔法にかかった空気が大好きなんだ!この空気の中にずーっといたいって思う。

 

生まれ変わっても絶対同じ仕事がしたいほど、この仕事が大好きなの!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

素敵だなぁ…「生まれ変わっても同じ仕事がしたい」と思えるなんて、本当に天職なんですね!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

うん。それくらい、「人にヘアメイクをしてもっと素敵にする」っていう職業にやりがいを感じてるわ。

「失敗せずにキレイになる方法は、ない。」

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

そんなヘアメイクというお仕事が生きがいなおぐねぇーさんにお聞きしたいんですが…

①読者全員が

②簡単に似合う物を選べて

③自分らしいキレイを手に入れられる

この3点をおさえた、具体的なコツを教えてください!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

読者の誰もが簡単に?

そんな方法、ないわよ。(きっぱり)

おぐねぇーインタビュー

すがすがしいほどの断言

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

そこを何とか…!プロだから知る、おすすめ技的なのないんですか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

自分に似合うものを「失敗せず・簡単に」手に入れようとしちゃだめよ。

 

誰かに押し付けられたモノや色だと、なおさら失敗しやすいと思う。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

確かにそうだとは思うのですが…

自分らしいキレイを手に入れるために、何から始めたらいいかさえ分からないんです。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

じゃあ、特別よ?

手っ取り早く顔のイメージが変わる口紅の色の選び方を参考に教えるね。

おぐねぇーインタビュー

おぐねぇー様…っ!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

まずは、「好き」を大切にして。

自分が付けたい色を選ぶのが一番よ。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

好きな色、ですか?

でも…好きだけで選んだら、似合うかどうか分からなくて不安です。

失敗したくないから、つい自分の肌色にあわせて「ブルべ リップ」とかで検索してしまって。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

最近パーソナルカラーが流行ってるけど、それは参考程度でいいのよ。それよりも付けたい色から、自分に似合うものを見つけたほうがハッピーだと思う。

 

口紅にもレッド、ピンク、オレンジ、ブラウンなんかがあるけど…

この中であなたが好きな色はどれ?

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

私ですか?

ピンクですかね~。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

じゃあ今日の帰り道、明るいピンクのリップと暗いピンクのリップを買ってみて。

プチプラのもので大丈夫!

そして1か月使ってみるの。

 

するとね、無意識にどちらかのリップが減ってるはずよ!

 

それがあなたが好きな色であり、ちゃんと似合う色。

 

そうやって自分を観察していけば、似合う色は必ず自分で探せるの。

おぐねぇーインタビュー

ちふれなら2本買っても1000円以下!カラバリも豊富。この2本はピンク系の118番と154番

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

…!!

たしかに、それはいい方法かも!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

それを参考にして、デパコスに挑戦するのもいいよね。


このくらいの色の明るさで、別の色を試してみよう!でもいい。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

今まですぐに答えを知りたいがあまり、即検索しちゃってました…。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

1人1人に似合うものは違うのに、Webに答えを求めてもだめだよ。

もちろん参考にする分には全然ありだけど、結局答えは自分の中にしかないからね。

なんでも試してみないと、似合うものなんてわからないのよ。

 

人生長いんだから、メイクを楽しめたほうがお得でしょ?(笑)意固地にならず、色々使うに限るわね!

時代の空気を察知する

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

今、メイクをしている方たちを見て感じることはありますか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

特に、恋愛や結婚を一通り経て落ち着いてきた世代に言えるんだけど…青春時代でメイクが止まってる!

おぐねぇーインタビュー

ドキッとした読者の皆様。編集部もです…。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

昔流行ったメイクをそのままやるのは、現役感が無くなって老けた印象になっちゃうわ。

 

たとえば少し前まで、チークをぽわ~んと全体に入れた甘い顔が流行ってたよね。

 

でも、今の流行は自分の意思が感じられる、きりっとした雰囲気

 

メイクの流行りは、こんな風に「時代」によって変わってくるの。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

確かに最近は凛々しい印象の太眉や、暗めのカラーのリップをよく見るようになりました。

 

おぐねぇーさんは、今の時代のどんな部分がメイクへ影響していると思いますか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

今は結婚や働き方の価値観が広がって、生き方の選択肢が増えたよね。

 

だからこそ、「自分の意思の強さ」が重要になったなと感じる。

 

それをうまく演出するメイクが求められているんだろうね

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

そうなんですね!

では、おぐねぇーさんは「時代」をどうやって察知してるんですか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

ヘアメイクだと、美容にしか興味がないように思われがちなんだけど…

時代を知るために、美容に関係ない小説や映画も吸収するようにしてるの。

 

小説や映画に出てくる人は、時代に求められているモノの鏡。

「現代ではこういう美しさが求められているんだな」っていう風に、多面的に「美」をキャッチしていくようにしてるよ。

おぐねぇーインタビュー

ちなみに最近はキース・ヘリングの画集がお気に入りだそうです

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

メイクとは関係なさそうなことも、美容と深いつながりがあるんですね。

私も情報収集をしっかりしたいと思います!

美容を「趣味」にしよう。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

おぐねぇーさんは、これまでたくさんの女優さんやアイドルの方のヘアメイクを手掛けてこられましたよね。

「この人キレイだな~」と思った人に共通点はありましたか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

個人的に思う、キレイな人の共通点は3つかな。なんだと思う?

おぐねぇーインタビュー

読者の皆様も一緒に考えてみてください

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

何だろう…言われてみると、ぱっと思いつかないですね。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

答えはシンプルよ。

 

背筋が伸びていて、

堂々としていて、

人と目を合わせてコミュニケーションできる。

 

今まで出会ったキレイな人はみんなこうだった。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

顔の造りではないんですね!

 

読者の中には「自分は大人しい方だし、人前は苦手…」という方もいる思います。そんな方が、「おぐねぇーさんの挙げるキレイな人」に近づくにはどうしたらいいと思いますか?

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

そんな人にこそメイクをしてほしいな!

 

今までたくさんの人にメイクしてきたけど、誰でもすっぴんの時は自信がない表情なの。大きいマスクで顔を隠してる。

 

でもメイクしてあげると、急に背筋がピン!として、はじけるような笑顔をみせてくれる。それって、メイクした自分の顔が「良い感じ!」と思えたからなんだよね。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

確かに「今日は上手くメイクできた!」って日は自信がつきます。

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

いつもの自分は選ばないようなお洋服でも「いけるんじゃない?買っちゃお~!」ってワクワクしちゃうよね?僕はするんだけど。(笑)

 

気になる​​​​​美容を少し試してみて、それが自信につながって、趣味の1つとして楽しめるようになる…。そうしたら、キレイな人にちょっとずつ近づいていくんじゃないかなあ。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

美容を趣味にする!

それ、すごくいいですね。

 

「メイクしなきゃ」っていう思い込みからも、自分を解放してくれそうです!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

あと、ゼロ円で出来る美容法があるからぜひ記事に書いてほしいんだけど…

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

えっ!ぜひぜひ教えてください!

おぐねぇーインタビュー

俄然、前のめりで聞かせていただきました

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

基本だけど、

「鏡を見ること」

「肌をしっかり触ること」をおろそかにしないでほしいの。

 

すっぴんを直視するのは勇気がいるだろうけど…(笑)自分と向き合う時間をちゃんと取ってあげると、「疲れてるな、痩せたな」っていう変化に敏感になって、どんどんキレイが近寄ってくるの。

僕の理想は1人1台ドレッサーを買ってもらうこと。

 

肌も毎日ちゃんと触ってあげれば、調子が狂ってきたタイミングを敏感に感じられるはず。肌荒れや乾燥がひどくなる前に手が打てるよ。

おぐねぇーインタビュー
編集部 セト

手帳にメモしました…家に置けそうなドレッサー、探してみます!

おぐねぇーインタビュー
おぐねぇー

言ったね~?絶対買ってよ!(笑)

おぐねぇーのサイン入りミラーをプレゼント!

おぐねぇーインタビュー

最後に、hadatoの読者に向けて「自分らしいキレイを引き寄せる言葉」を鏡にサインしていただきました。

おぐねぇーさんからいただいた言葉は「Forever Beauty」。

毎日この鏡で自分と向き合えば、きっとおぐねぇーさんのパワーを分けてもらえるはず!

おぐねぇーインタビュー

こちらの鏡はhadato読者の皆様にプレゼント。hadato公式Twitterをフォローの上、こちらのツイートをリツイートで応募完了です。

たくさんのご応募、お待ちしております!

最後に

おぐねぇーインタビュー

ここまで、hadato読者にむけて真摯に「自分らしい美しさの見つけ方」を語ってくれたおぐねぇーさん。

色味の異なるリップを2本買えば自然と似合うほうが減っていくというお話は、「たしかに!」とハッとしたのではないでしょうか?

私たちはついつい手軽でわかりやすい答えを求め、それをすぐ鵜呑みにしてしまいがち。

けれど、本当の「自分らしいキレイ」は自分にしか探せないものなんだなぁと思いました。

おぐねぇーさんに負けず、hadatoも「自分らしいキレイの見つけ方」を読者の方々にお届けできるよう頑張ります!

おぐねぇーインタビュー

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