水分をはさみこんでうるおいをキープする成分。セラミドには複数の種類があり、ものによっては保湿とあわせて肌の生まれ変わりを促進したり、バリア機能を高めたりする作用もあります。
セラミドは、もともと肌表面の角質層に存在している成分なのよ。水分を保つ力がとっても高くて、もしセラミドがなくなったら角質の水分は半分以上なくなってしまうとも言われるくらいなの。
そうなんだ〜。それは保湿力に期待できそうね。
化粧品に使われるセラミドにはいろんな種類があるけれど、なかでもオススメなのは“ヒト型セラミド”とよばれるものよ。これは、酵母を使ってヒトのもつセラミドに似せて作った人工的な成分なの。
どうしてそれがオススメなの?
セラミドのなかで、ヒト型セラミドがいちばん保湿力が高いからよ。「セラミドEOP」のように、後ろにアルファベットがついたものがヒト型セラミドだから、見分けるときの参考にしてね。
わかったわ。ところで、パッケージ表示例に「セラミドEOP(セラミド1)」って数字が書いてあるのはどうして?
それはね、今のヒト型セラミドの名称はアルファベットをつけるのが正式なんだけど、以前の名称では数字がついていて、いまだにこの表記名のままの化粧品もあるからよ。
なるほど!そういうことなのね。そのほかに選ぶ上でのポイントはある?
そうね~。セラミドは油性の成分だから、化粧水より、クリームや油性タイプの美容液のほうがたくさん配合されている場合が多いわね。
そうなのね!覚えておくわ。