肌のうるおいをキープしハリや弾力を与えるほか、肌や髪の表面に膜を作り、保護する役割もあります。
コラーゲンは、私たち人間の肌の真皮という組織を構成するたんぱく質の約70%を占めていて、弾力やハリの元となっているのよ。
そうなんだ!若々しい肌でいるために欠かせないですね!
そうなの。でも、コラーゲンは25歳を過ぎたあたりから体内で作られる量が減ってしまい、60歳で約1/3まで低下するともいわれているのよ。
そんな…!化粧品でコラーゲンを使えば、体内のコラーゲンも補えるの?
残念ながらそうとは言えないわ。コラーゲンは、肌の真皮層と呼ばれる場所にあるんだけど、化粧品ではここまで浸透することはないの。だから体内のコラーゲンを増やすことにはならないのよ。
えっ!じゃあコラーゲンって肌に塗っても何にも意味ないってこと?
いいえ。体内のコラーゲンは増やせないけど、肌表面のうるおいはキープできるし、その結果、ハリや弾力アップが期待できるのよ。
それならよかった〜!
そうそう。ちなみに普通のコラーゲンは分子量が大きくて水に溶けにくいから、肌への浸透力は低いの。その点を解消したのが水溶性コラーゲンよ。
そうなのね。ちゃんと浸透してくれるなんて頼もしいわ!