粒子の大きさによって使い分けがされており、微粒子サイズのものはUVカット成分として、通常サイズのものはファンデーションに含まれる顔料として使用されています。UVカット機能は、類似成分である酸化亜鉛よりも高く、紫外線(UV-A・UV-B)を肌の上で反射させる「紫外線散乱剤」として使われています。
酸化チタンは紫外線防御に優れているから日焼け止めには欠かせない成分なの。でも粒子が大きいものはUVカットではなく顔料目的として配合されることもあるのよ。
うーん?顔料ってなんですか?
顔料はね、化粧品とかに配合される色彩を作り出す着色剤のことよ。酸化チタンは白色顔料と呼ばれていて、ファンデーションの色調整や、シミやソバカスを隠したりする目的でも配合されるの。
へぇ、いろんな使われ方をするんですね!
そうなの。だからパッケージ裏の成分表示欄に「酸化チタン」と書かれているからといって、高いUVカット効果が得られるとは限らないのよ。紫外線防御のために酸化チタンを使いたい時は、ちゃんとパッケージに「SPF35やPA+++」など、UVカット効果の表示があるかどうかをチェックしてね。
なるほど。勉強になります〜♪