シミを予防するほか、肌内部のコラーゲン生成を促してハリを与えたり、皮脂の分泌を抑えてニキビを防いだりする成分です。
ビタミンC誘導体って、ビタミンCと何が違うんですか?
壊れやすく浸透しにくいというビタミンCの弱点を改良して、安定性や浸透力をアップさせたのがビタミンC誘導体よ。
弱点をカバーしてくれるなんて、優秀なんですね。
そうなの!ビタミンC誘導体には、①水に溶けやすい水溶性ビタミンC誘導体、②油に溶けやすい油溶性ビタミンC誘導体、③水と油どちらにも溶けるビタミンC誘導体という3種類があるのよ。
3種類も!なんだかムズカシー。なにか違いはあるの?
作用に違いはないんだけど、医薬部外品の有効成分として認められているのは、パッケージ表示例に書かれた成分でいうと①のリン酸アスコルビルMg(リン酸L-アスコルビルマグネシウム)とアスコルビルグルコシド(L-アスコルビン酸2-グルコシド)だけよ!
さらに詳しく言うとリン酸アスコルビルMg(リン酸L-アスコルビルマグネシウム)は即効性があって、アスコルビルグルコシド(L-アスコルビン酸2-グルコシド)は肌に長く留まって持続性が高いという特徴があるの。肌への浸透力が高いという特徴があるのは②と③のビタミンC誘導体よ。
なるほど。それも知ったうえで、自分に合ったものを選べるといいわね!