酸化亜鉛

紫外線から肌を守る

酸化亜鉛

この成分は、粒子の大きさによって使い分けがされており、微粒子サイズのものはUVカット成分として、通常サイズのものはファンデーションに含まれる顔料として使用されています。また、UVカット成分として使われるときは、紫外線(主にUV-A)を肌の上で反射させる「紫外線散乱剤」として用いられるほか、類似成分である酸化チタンよりも、塗ったときの白浮きが起こりづらいなどの特徴もあります。

パッケージ表示例

  • 化粧品表示例
  • 医薬部外品表示例

  • 酸化亜鉛 酸化亜鉛

ビューティ豆知識

紫外線にはUV-AとUV-Bがあるんだけど、酸化亜鉛は主にUV-Aを防御するのよ。

UV-AとUV-Bは、どう違うんですか?

UV-Aは真皮層まで深く届いて、すぐに肌を黒くしたり、シワやたるみの原因になる紫外線。UV-Bは浅くまでしか到達しないけど、表皮をヒリヒリと赤く焼く紫外線で、皮膚がんを引き起こす原因となりうるものでもあるのよ。

なるほど!そのなかでも、酸化亜鉛は深く届く紫外線をカットするんですね。

そうそう!他にもファンデーションの顔料(着色剤)として使うこともあるから、紫外線防御のために酸化亜鉛を使いたい時は、ちゃんとパッケージに「SPF35」や「PA+++」など、UVカット効果の表示があるものを選んでね。

はーい♪ちゃんと確認します!