シミのもとになるメラニン生成の指示を食い止めるほか、シミが生成される場所で慢性的に起こっている微弱な炎症を鎮めます。女性ホルモンの影響によってできる「肝斑」というシミの改善を目的として、医薬品にも使用される成分です。
トラネキサム酸は、もともとアレルギーや炎症を鎮める医薬品として使われていたんだけど2002年に厚生労働省から美白剤として認可されて以降、化粧品にも広く使われるようになったのよ。
へぇー、そうなんですね!
トラネキサム酸には、大きく分けて「シミの予防」と「肌荒れを防ぐ」という2つの効果があるんだけど、商品説明文にm-トラネキサム酸と書かれている場合は、前者の「シミ予防を目的として配合していますよ」というサインなの。
へえ!おもしろい!
もちろん美白目的で配合していても、トラネキサム酸と表記しているんだけど、m-トラネキサム酸と書かれている場合は、確実に「肌荒れより美白にポイントを置いて配合している」と考えてOKよ。