化粧品のパッケージによく書かれている「医薬部外品」という言葉。
突然ですが、いま記事を読んでいる方で、この「医薬部外品」という言葉の意味を理解している方は意外と少ないのではないでしょうか?
このように、化粧品にはわかるようでわからない難しい用語がたくさんあります。
そこで今回は、「意味が知りたい」という声が特に多かった
- 医薬部外品
- オーガニック
- 美白
- 透明感
…これら4つの化粧品用語について、hadato編集部がわかりやすく解説します。
Outline
化粧品のパッケージに大きく書いてある「医薬部外品」という文字。
「これってお薬なの?」と気になったことはありませんか?
少しややこしい部分なので、医薬品・医薬部外品・化粧品に分けて見てみましょう。
つまり、医薬部外品は医薬品と化粧品の中間の効果を持ったアイテムということです。
◆hadato編集部のワンポイントアドバイス
似たような言葉で「薬用」というものもありますが、これは「医薬部外品」と同じ意味ですよ。
少しお肌が敏感なときなどに気になるオーガニックという表記。
ほかにも無添加や自然派などという一見似たような表現もあり、「何が違うんだろう」と気になったことがあるかもしれません。
それぞれ少しずつ意味が異なるので、簡単に説明します!
①オーガニックとは
…農薬や化学肥料を使わない有機栽培で育てられた植物から抽出した成分を中心に作られているという意味
※日本には明確な定義がない
②無添加とは
…刺激やアレルギーの原因になりうる成分を配合していないという意味
「何を添加していないのか」は商品・メーカーごとに違う
※日本には明確な定義がない
③自然派とは
…天然成分を配合しているという意味
※日本には明確な定義がない
オーガニックってなんだか肌によさそう~!と思いがちですが、定義が存在しないため「絶対に肌に優しい」とは言えないのが現状。
刺激が少ないことを示す目安として考えましょう!
◆hadato編集部のワンポイントアドバイス
肌にやさしいものを選びたいときは、「敏感肌用」と書いてある「医薬部外品・薬用」のアイテムを選ぶのがコツですよ。
シミやくすみに気づいたときや太陽をたくさん浴びた日は、美白アイテムを使いたくなりますよね。
でも化粧品で出来るのはシミの予防と、透明感をもたらすこと。
今の肌色以上に肌を白くすることや、短期間でシミを消すことはできません。
(※特性上、長期的に使うことでシミを薄くできる成分もあります)
自分の肌で白く出来る限界は、二の腕やお腹など普段日に浴びない部分までと言われています。
無理に白くしなくても、くすみやキメに気を付ければ肌はグッと美しく見えますよ!
◆hadato編集部のワンポイントアドバイス
確実にシミが消えるのは美容医療でのレーザー。
最初は少し怖いかもしれませんが、最近はぐっと身近な存在になりました!
1回数千円からの手ごろなクリニックもあるので、選択肢の1つとして検討してみるのもいいかも。
化粧品で頻繁に使われるワードですが、よく考えてみると「透明感って何?」と思いませんか?
保湿やメイクアップによって肌のキメが整うと、光を多く反射して顔色がパッと明るく見えます。これが「透明感」の正体。
「素肌の色を白くする」というわけではありませんよ!
キメが乱れていると光の反射が弱まり、顔色が沈んで見えるなどのデメリットにつながってしまいます。
◆hadato編集部のワンポイントアドバイス
てっとりばやく透明感が欲しい時は、いつもよりしっかり保湿してみて!
透明感を味方に付けるのが、明るい顔色を叶える第一歩です。
化粧品には様々な成分が使われていますが、それぞれの作用は難しく感じますよね。
そんな時には、hadatoが作った「美容成分図鑑」がおすすめ。
- 一目でどんな成分なのかが解るイラスト
- 会話形式の説明で美容成分を楽しく解説
…といった特徴があり、ブックマークしておけば「この成分の特徴は何だろう、何に効くのかな」と気になった時すぐに調べることができますよ!
生まれ持った自分の肌と健やかに歩んでいけるように、気になる成分はぜひチェックしてみてくださいね。
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