唇のシミの対策とケア｜UVケアからレーザーまで、４つの対策を全解説

唇にできてしまうシミ、気になりますよね。

メイクでカバーしようにも、リップが落ちてしまうすぐ目立ってしまったり…なんてことも多いはず。

そこでここでは、唇のシミの原因や対処法、上手に隠すメイク術までまとめてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね！

※本記事の美白とはメーキャップ効果で肌を白く見せること（化粧品）をいいます。

1.唇にシミができる原因は？

唇にシミができる原因は様々ですが、大きく分けて「紫外線ダメージ」「摩擦などによる色素沈着」の2点が挙げられます。

唇のシミの原因①
紫外線によるダメージ

体の皮膚と同様に、唇のシミも紫外線によってできます。

紫外線ダメージを受けると、色素細胞からシミの原因である「メラニン」が生成され、シミやくすみを引き起こしてしまいます。

唇のシミの原因②
摩擦などによる色素沈着

また、摩擦などによる色素沈着が原因なことも。

唇はほかの皮膚と違って皮脂腺がなく、肌を守る機能が形成されにくいため、摩擦などのダメージを受けやすい部位です。

• 何気なく唇を触る
• 口元をゴシゴシ拭う

…という何気ないダメージも、蓄積することで色素沈着につながります。

▶稀に、遺伝や疾患が原因のことも。詳しくは4章で解説！

2.唇のシミのケア方法4つ

ここからは、唇のシミのケアを４つご紹介します！

今日からできる簡単なケアばかりのため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

唇のシミの対処法①
UVケア、ホワイトケア用品を使う

唇専用のUVケア・ホワイトケア化粧品なら、乾燥もシミも対策しながらリップケアができますよ。

唇のUVケアとは？

まずはUVカット効果があるリップや口紅を使いましょう。唇を紫外線から守ってくれますよ。

UVカット効果の強さは、「SPF／PA」という数値で測れます。自分のライフスタイルに合うものを選びましょう！

唇のホワイトケアとは？

唇をすこやかに保つリップアイテムで、色味をキープさせましょう。選び方のポイントは、ホワイトケア成分が配合されているかどうか。

成分表示を確認しながら、唇用の美白ケア用品を探してみてくださいね！

▶美白成分はこちらの記事で詳しく解説！

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唇のシミの対処法②
スクラブを使ったリップケア

メラニンの排出には、ターンオーバー（新陳代謝）をサポートすることも有効です。

そこでおすすめなのが、リップスクラブを使ったケア。唇の新陳代謝をサポートできますよ。

毎日の保湿ケアでも新陳代謝は促せますが、手応えを感じない方はリップスクラブを試してみましょう！

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唇のシミの対処法③
ビタミン剤の服用

サプリメントやビタミン剤で、体の内側からシミを防ぐのも一つの手。

上記のような成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです！

また、サプリ選びに迷った場合は「医薬品」に分類されているものを選びましょう。シミやそばかすへの効能・効果が国から認められたアイテムです。

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唇のシミの対処法④
皮膚科でのレーザー治療

セルフケアで対処できないシミには、医療レーザーでの治療もひとつの手です。

クリニックによって導入している機器は異なりますが、レーザーの力でメラニンを破壊し、周りの皮膚へのダメージを最小限に抑えながらシミをとります。

唇のシミのケアまとめ

ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後に「今すぐシミをどうにかしたい」という方向けに、唇のシミを上手に隠すメイク法をご紹介します！

3.唇のシミを上手に隠すメイク法

唇のシミのケアには時間がかかります。

そこでここからは、今すぐできるシミを上手に隠すメイク術をご紹介します！

コンシーラーはリキッドタイプ（筆、チップ等）ではなく、ヨレにくくカバー力が高いクリームタイプ（練り、固形等）がおすすめです。

①まずは保湿！

まずは、リップクリームで唇全体を保湿します。

保湿をすることでコンシーラーやリップカラーの色が乗りやすく、美しい仕上がりになります。

②気になる部分にコンシーラーを塗る

そして、気になる部位にコンシーラーをなじませます。

指でコンシーラーを乗せると、指先の体温でコンシーラーがやわらかくなります。ポンポンと乗せていけば、唇になじみやすくなります。

③ティッシュオフ後、カラーを調整

気になる部位にコンシーラーをなじませたら、一旦ティッシュオフしましょう。

ティッシュオフすることで余分な油分を取り除くことができ、崩れを防げます。

最後に、好みのリップカラーをのせて色味を整えれば完了です！

4.こんなときは皮膚科を受診

唇のシミには、疾患が関係している可能性もあります。

唇のシミが見られる疾患の一例

疾患名	特徴
口唇 メラノーシス	唇に褐色や黒色の色素沈着が起こる疾患。 直径1cm以下のシミが見られる。
色素細胞性 母班	唇またはその周囲にほくろが見られる。 盛り上がって目立つこともある。
生理的 色素沈着	唇のほか、口蓋や頬粘膜・歯肉に色素沈着が見られる。 加齢に伴って目立つ傾向にある。
悪性黒色腫	初期では色調がまだらで不整形なシミが見られる。 膨らみながらシミが広がる。
アジソン病	唇・舌・口腔粘膜など色々な場所に色素沈着が見られる。 体重減少や脱力感などの身体的症状があることも。

　
疾患といっても、生理的色素沈着のように本来は処置が必要ないケースもあります。

• お手入れをしても改善が見られない
• 気になる症状がある
• 唇以外の体調不良などを感じた

…といった場合には、皮膚科への受診を検討してみてくださいね。

5.まとめ

唇のシミの多くは紫外線や摩擦などの刺激が原因です。

唇のシミを防ぐために、普段からUVケアと保湿ケアを怠らないように気を付けて、できるケアから実践してみてくださいね！

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