洗顔後に肌のツッパリを感じたり、肌全体がカサカサとして粉吹き肌になっていたりと、特に秋冬に気になる「顔の乾燥」

そこで今回は、顔の乾燥の原因や対策法をご紹介します

乾燥肌さんにおすすめのコスメ選び&メイク術も解説。ぜひ参考にして、しっとり潤うお肌をかなえましょう!

顔の乾燥の原因と対策
hadato編集部
小野

この記事のライター:

小野 りさ


hadato編集部の美容ライター。

エイジングケアに興味がありコスメコンシェルジュ資格日本化粧品検定1級を取得。お酒と明太子が好き。

1.顔の乾燥の原因は?

顔の乾燥の原因と対策

肌がつっぱたり、カサついたり…と顔が乾燥する人は、お肌の潤いが足りていない「乾燥肌」の状態

乾燥肌の原因には、次のようなものが挙げられます。

乾燥肌の原因

・空気の乾燥(湿度の低下)
・NG習慣による肌ダメージ
・加齢やターンオーバーの乱れ

・遺伝的な要因 …etc

また、乾燥肌は角質のバリア機能が低下している状態でもあります。ケアをせずに放っておくと、

  • 肌が荒れる、敏感肌になる
  • くすんで見える
  • 小ジワが目立つ

…と、さらなる肌トラブルの原因になることも。できることからでも少しずつ、乾燥肌の改善や予防をしていきましょう!

顔の乾燥の原因と対策
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40代以降は特に要注意!


加齢とともに肌の水分量は減少しますが、40代頃からは水分量に加えて、皮脂量も減少し始めます


40代になったら改めて環境や習慣を見直し、しっかりと乾燥対策をしていきましょう。

では、顔の乾燥はどのように対策すればいいのでしょうか?

2.顔の乾燥を対策する3つの方法

ここからは、顔の乾燥の対策方法をご紹介します。

  • 高保湿成分配合のスキンケアを使う
  • 低刺激な洗顔・クレンジングに見直し
  • 日々の生活環境を見直す

…という順番で解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

顔の乾燥対策①
高保湿成分配合のスキンケアを使う

顔の乾燥の原因と対策

肌の水分や皮脂量が不足しがちな乾燥肌に必要なのが「保湿力の高い成分」。

化粧品選びでは、高保湿成分を配合したスキンケアアイテムを選びましょう

おすすめ高保湿成分は?

保湿力 成分例

セラミド、レシチン、ワセリン

ヒアルロン酸、コラーゲン、リピジュア
アミノ酸、グリセリン


乾燥に加えて、肌荒れやヒリヒリ感で悩んでいる方にはお肌のバリア機能をサポートしてくれる「セラミド」がおすすめです。

高保湿成分を上手に活用しながら、乾燥した部分をやさしく保湿してあげましょう!

お肌がうるおう化粧水のつけ方

乾燥肌化粧水

お肌に化粧水がなじんだら、

  • しっとり保湿したい人➡クリーム
  • べたつきが苦手な人➡乳液

…を重ねてきちんと水分を閉じ込めてくださいね。

「水分&油分」のケアが鉄則!

乾燥肌は、水分も油分も足りていない状態。

 

化粧水(=水分)だけ、乳液(=油分)だけといった単品使いは避けて、水分と油分の両方からうるおいを取り入れましょう。

 

化粧水→(美容液)→乳液やクリーム…という順でのケアが肝心です。

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肌ダメージがつらいときは…


いつものケアが辛いほど肌ダメージがある場合、肌に優しいワセリンだけで済ませるのも手です。

乾燥肌向けアイテムはこちらで紹介!
乾燥肌の化粧水おすすめ14選|カサつき・粉吹き肌でもうるおう高保湿ランキング

顔の乾燥対策②
低刺激な洗顔・クレンジングに見直し

顔の乾燥の原因と対策

デリケートな乾燥肌は、低刺激性のスキンケアを選ぶことも大切です。

特に気をつけたいのが、洗顔やクレンジング

強い洗浄力が刺激となりやすいので、洗い上がりの顔がつっぱらず、しっとりするタイプを選びましょう。

特に、乾燥肌さんは優しい洗浄力のミルクタイプ、クリームタイプのクレンジングがおすすめです。

クレンジングはメイクに応じて使い分け

オイルクレンジングは洗浄力が強いぶん、刺激になりやすいので要注意。

 

必要な皮脂まで落とさないようにその日のメイクの濃さに応じて使い分けるのが正解です。

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乾燥肌につながるNGケア


・熱すぎるお湯での洗顔
・ゴシゴシこするような洗顔と拭き方
・化粧水のみの使用

(=乳液やクリームなどの不使用)…etc

 

これらは、顔の皮膚にダメージを与えて乾燥を招くNGケア。こうした習慣をやめることも重要です。

顔の乾燥対策③
日々の生活環境を見直す

顔の乾燥の原因と対策

スキンケア以外で気をつけたいのが、日々の生活環境を見直すこと

秋冬の乾燥はもちろん、夏の冷房も肌を乾燥させる原因につながるので気は抜けません。

部屋に湿度計を置くなどして、できるだけ50%以上の湿度を保つようにしましょう。

良い生活習慣も重要

健康な肌のためには、

・良質な睡眠をとる

・栄養バランスの良い食事をする

・適度な運動をする

…など、毎日の生活習慣を見直すことも大切です。

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ストレスフリーな生活も大切


日々のストレスにも要注意!正常なターンオーバーを妨げてバリア機能を低下させる原因になってしまいます。

3.乾燥肌のコスメ選び&メイク術

顔の乾燥の原因と対策

最後に、乾燥肌さんのメイクについて解説。

  1. 乾燥肌のコスメ選びのポイント
  2. 乾燥肌のメイクのコツ

…という順番でご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

3-1.乾燥肌のコスメ選びのポイント

乾燥肌さんの特徴は、目や口の周りを中心に、乾燥による崩れを感じやすいこと。

化粧崩れを防いで美肌に仕上げるためにも、コスメ選びでは以下のポイントを意識しましょう。

①下地選びのポイント

伸びがよい下地
保湿効果が高い下地
低刺激性の下地 …を選ぶ

まず下地選びでは、保湿力の高いものを選ぶのがポイント!肌とファンデを密着させつつ、乾燥による化粧崩れを防いでくれます。

また伸びの良いテクスチャーのものを選ぶことで、乾燥を引き起こす摩擦も防げます。

また、肌が荒れて刺激が気になるときは低刺激処方のものを選びましょう。

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コントロールカラー下地も◎


顔が乾燥すると、肌がくすんで見えることも。

 

そんなときは、くすみを明るくカバーしてくれるイエロー、オレンジのコントロールカラーをトライ!

 

赤みが気になる場所には、グリーンを部分使いするのも◎。

②ファンデーション選びのポイント

伸びがよいファンデ
保湿効果の高いファンデ
自然なツヤ感の出るファンデ
油分を含むファンデ

 …リキッド・クリーム・クッションタイプ

ファンデ選びでも、下地と同様に柔らかくて伸びがよく、保湿力の高いものがおすすめ。

さらに自然なツヤ感を出してくれるファンデなら、乾燥をカバーしてうるおい感のある肌に見せてくれます。

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パウダーよりも油分多めが◎


乾燥肌さんには、油分を含むリキッド・クリーム・クッションタイプがおすすめ

とはいえ、インナードライで皮脂が気になるときは皮脂崩れしにくいパウダータイプも◎。

 

肌の状態や季節に応じて使い分けることが肝心です。

3-2.乾燥肌のメイク術

乾燥肌さんのベースメイクでは、次の3つのポイントを意識しましょう。

①保湿ケア:

メイク前にしっかり保湿ケアをする


②下地:

ムラなく丁寧に伸ばして塗る

※目の周りなど、乾燥しやすい部分は丁寧に


③ファンデーション:

顔の中心から外側に向かって抑えるように乗せる
※乾燥しやすい部分は重点的に重ねるか、コンシーラーを使う

続く下地・ファンデーションでは、乾燥しやすい目の周りなどを重点的に、丁寧にムラなく塗っていきます。

また乾燥肌は刺激に弱いので、ブラシの使用は避けるのがベター。指で優しく滑らせるか、スポンジでポンポンと抑えるように重ねるのがコツです。

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ファンデに美容液や乳液をプラス


リキッドファンデを使うときには、オイル美容液や乳液を混ぜて使うのも◎。

 

伸びがよくなるだけでなく、保湿力アップの効果が期待できます!

4.ひどく気になるときは早めに皮膚科へ

顔の乾燥の原因と対策

乾燥肌や敏感肌によく見られるかぶれや肌荒れ・かゆみ・赤み・ニキビといった症状が気になるときは、皮膚科を受診しましょう。

肌トラブルは、状態が悪化する前に専門家に相談するのが美肌への近道。

「顔の乾燥くらいで皮膚科にいってもいいのかな?」と気にせず、思い切って受診ししてみるのも手ですよ。

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皮膚科・美容皮膚科を受診するメリット


症状をしっかり診てくれるほか、市販されていない塗り薬や飲み薬といった薬を処方してもらえるのは、皮膚科・美容皮膚科のメリット。

 

保険適用外ですが、肌のターンオーバーを促進&ニキビや小ジワなどに効果を発揮する「ピーリング」等の施術を受けることもできます。

5.まとめ

乾燥肌の予防や対策法、メイクのコツをご紹介しました。

顔の乾燥は、年中悩んでいる人がいる一方で、秋冬など特定の季節にだけ気になる人もいます。

肌質は季節や環境、生活習慣によって変わります。日頃から「今の自分」の肌と向き合って、最適なスキンケアを心がけてくださいね!

また「乾燥はするのに、鼻やおでこがテカる…」という方は「インナードライ肌」の可能性も。
当てはまる人はこちらの別記事もチェックしてみてくださいね。

▼参考文献:

・「日本化粧品検定  2級・3級対策テキスト」主婦の友社,2016年
・「化粧品成分ガイド第6版」フレグランスジャーナル社,2015年
日本化粧品技術者会

・岡本 亨(2016)「高保湿スキンケア製剤の処方設計の考え方」日本化粧品技術者会誌50巻 3号 p. 187-193
・内田 良一(2018)「セラミドの皮膚における役割」Drug Delivery System,33巻 4号 p. 252-258

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