シミ・くすみがなく、透明感のある色白美人を見て「自分も色白になりたい……!」と思ったことはありませんか?

今回は、そんな憧れの色白肌に近くために、

  • 色白になるための基礎知識
  • 色白に導くスキンケアのコツ
  • ナチュラルな白肌に見せるメイク法

…といった情報ををご紹介します!ぜひ参考にして、色白肌を目指してみてくださいね。

hadato編集部・森下
hadato編集部
森下

この記事のライター:

森下 なつみ

hadato編集部の美容ライター。

肌荒れしやすいため、美容について正しく・幅広い知識を得たいと考え、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ資格を取得した。

※本記事の美白とは日焼けによるシミ・そばかすを防ぐこと(医薬部外品)メーキャップ効果で肌を白く見せること(化粧品)をいいます。

1.色白になるための基礎知識

色白肌を目指すにあたって、まずは美白の基礎知識をおさえておきましょう。

美白方法を考えている写真

色白になるための基礎知識①
美白には限界がある

そもそも美白とは、紫外線の影響などで日焼けした肌を、肌本来の色に戻すこと

もともとの肌色よりさらに白くすることはできないので注意しましょう。

hadato編集部・森下
hadato編集部
森下

本来の肌色とは?


二の腕やひじの裏側など、普段日に当たらない部分の色が「本来の肌色」。

その色までなら、色白に近づくことが可能です!

色白になるための基礎知識②
色白には「こまめなケア」が不可欠

色白になるには、次の3つのケアが不可欠。

  1. 美白化粧品を使ったスキンケア
  2. 食べ物やサプリでのインナーケア
  3. こまめなUV対策などの予防ケア

このように、スキンケア・食事・UV対策など多方面からこまめにケアすることが大切です

hadato編集部・森下
hadato編集部
森下

第一歩は「生活習慣の見直し」


不十分なUV対策や偏った食生活、睡眠不足など、何気ない習慣が肌のターンオーバーを乱しているケースも。

肌をいたわる生活習慣を意識してみるのが、色白美人への第一歩です!

では次からさっそく、色白になるための方法を見ていきましょう!

2.色白になるための3つの方法

ここからは、色白になるための3つのケアを詳しくご紹介します!

色白になる方法①
美白化粧品を使ったスキンケア

美白スキンケアをしている写真

色白になるためのスキンケアのポイントは、「美白有効成分」が配合された美白化粧品を使うこと。

有効成分は種類によって働きが異なるので、その違いを押さえておきましょう

おすすめな美白有効成分とその働き

ビタミンC誘導体

…シミのもとになるメラニン色素の排出促進・還元​​​​​​


アルブチン
…チロシナーゼという酵素の働きを抑制、メラニンの生成を抑制


トラネキサム酸

…メラニン生成の指令を止める、抗炎症作用​​​​​​
 

▶詳しくは美白成分の記事で解説

美白有効成分は、日焼け肌はもちろんシミ・くすみ対策にもおすすめです。

hadato編集部・森下
hadato編集部
森下

保湿ケアもあわせて心がけて


乾燥や紫外線によるダメージは肌のターンオーバーを乱してしまい、シミやくすみにつながることも。

 

美白+保湿ケアで肌荒れ対策も意識しましょう!


色白になる方法②
食べ物やサプリでのインナーケア

美白サプリやビタミンC配合の食品

インナーケアでは、様々な栄養をバランスよく摂ることが大切です。

なかでも、色白肌のために意識的に摂りたい3つの栄養素をご紹介します。

色白肌のためのおすすめ栄養素

栄養素と働き

食材の例

ビタミンC
・メラニン色素の沈着防止
・抗酸化作用など

・ブロッコリー
・赤ピーマン
・キウイなど
ビタミンB1・B2
・皮膚の新陳代謝の促進など
・豚肉
・レバー
・うなぎなど

ビタミンE
・皮膚の血行改善

・抗酸化作用など

・アーモンド
・アボカド
・ゴマなど


こうした栄養素で紫外線対策をしながら、メラニン色素の沈着防止や肌の新陳代謝アップを目指しましょう!

hadato編集部・森下
hadato編集部
森下

足りない栄養はサプリで補ってもOK


吸収率などの観点から「栄養はできるだけ食べ物から摂るのが理想」という考え方もありますが、難しければサプリで摂取しても◎。

 

自分の食生活に合わせて、無理のない範囲で実践するのが継続のコツです。


色白になる方法③
こまめなUV対策での予防ケア

日焼け止めを選ぶ

肌にダメージを与える紫外線対策は、毎日こまめにしっかり行うことが大切です。次のようなUV対策を徹底して、肌を紫外線から守りましょう。

UV対策の例

  • 日焼け止めを塗る
  • 帽子をかぶる
  • 日傘を使う
  • ストール等で肌を覆う

美白ケアの効果を少しでも早く実感するためにも、特に日焼け止めによるUV対策は必須。

365日欠かさずに塗り、汗をかきやすい夏場は2 〜3時間おきに塗り直すことを心がけてみてくださいね!

日焼け止めはシーン別に使い分けを!

日焼け止めは、使用するシーンに応じた使い分けがおすすめ。


▶日常使い(散歩など)
 …SPF10~20/PA+~++

▶屋外での軽いレジャー
 …SPF20~30/PA+~+++

▶山や海でのレジャー
 …SPF30~50+/PA++~++++


上記を参考に、適切な日焼け止めを選びましょう!


色白になるための方法をスキンケア、食べ物でのケア、UVケア…と3種類ご紹介しましたが、いかがでしたか?

美白ケアで大切なのは「こまめにやり続けること」。最初から全部完璧にやろうとせず、できそうなものから少しずつケアを始めてみてくださいね!

最後に、色白肌に見せるメイク術やコスメ選びをご紹介します!

3.色白肌に見せるコスメ選び&メイク術

最後に、ナチュラルな白肌に見せるメイク選びのコツ・メイクのポイントをご紹介します!

①白浮きしない!白肌に見せるコスメ選びのコツ

色白に見せるメイク術の写真

下地選びのコツ
…トーンアップ系下地を選ぶ


ファンデーション選びのコツ
…フェイスラインに自然に馴染む色を選ぶ


ハイライト選びのコツ
…ギラギラしすぎず、自然なツヤ感が出るものを選ぶ

ファンデーション選びでは、フェイスラインにのせたときに首・顔の色に違和感がなく、自然と馴染む色を選ぶのが正解。

肌を白く見せたいからと明るい色を選ぶと、顔が白浮きしてしまうので気をつけましょう!

hadato編集部・森下
hadato編集部
森下

明るめのファンデの場合は、Tゾーンや目の下の逆三角、口の下など部分使いするのがおすすめです。

②白肌美人を叶えるメイクのコツ

色白に見せるメイクをやろうとする女性

下地は…
顔全体にムラなく丁寧に伸ばす


ファンデーションは…
フェイスラインの境目を薄塗りに仕上げる


ハイライトは…

顔全体にのせず、Tゾーンなどに部分使い

ファンデーションの境目を薄塗りにするのは、顔と首で色が分かれないようにするため。ナチュラルに仕上がるように心がけましょう!

hadato編集部・森下
hadato編集部
森下

シェーディングでも一工夫!


首と顔の色が違って白浮きして見えるときには、フェイスラインにシェーディングを入れると◎


顔の中心から外側に向かって影のグラデーションを作ることで、顔と首の境目を自然に見せてくれます!

4.まとめ

色白肌に導くスキンケアやインナーケア、メイクのコツをご紹介しました。

色白美人は一朝一夕にしてならずです。

ぜひ今日から化粧品やバランスのとれた食事、UV対策といった日々の習慣を見直して、色白肌を目指していきましょう!

▼参考文献:

・宇山侊男、岡部美代治、久光一誠 編「化粧品成分ガイド第6版」フレグランスジャーナル社,2015年
・「日本化粧品検定  2級・3級対策テキスト」主婦の友社,2016年
厚生労働省 紫外線環境保健マニュアル 2015
日本化粧品技術者会化粧品用語集「サンタン」